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2016.09.12更新

9/10に東京・赤坂で開催された第22回関東アンドロロジーカンファレンスで「当院における日帰り精索静脈瘤手術の臨床的検討」という演題で発表を行ってきました。

年に2回開催されるこの研究会には関東近縁の男性不妊症治療に携わる多くの先生方が毎回参加し、ざっくばらんなディスカッションができるので、私もできるだけ出席するようにしています。

今回の研究会の目玉は何といっても「平成27年度 男性不妊全国調査」の結果報告が行われたことです。膨大なデータをまとめられた横浜市立大学の湯村先生のご尽力には敬服しました。今後、色々なところでこの調査の結果が引用されることになると思います。

一般公開されるかどうかはまだ未定のようですが、患者さん(及び奥様)のアンケート調査の結果も非常に興味深い結果となっていました。特に患者さんの奥様の意見・要望として、男性不妊が判明した場合に「男性の目線に立った診療をして欲しい」ということが多く挙げられていました。つまり、現状として男性不妊にきめ細かく対応できる泌尿器科医が不足している、ということです。生殖医療に携わる泌尿器科医に提示された重要な問題で、若手医師への教育や啓蒙を真剣に考えなくてはいけない状況と思われました。